① 血統
「血統」には同じ和牛でも肉質重視型(但馬系)肉量重視型(気高系)と大きく分類されています。
宮城県の血統は、ベースが≪肉質重視≫で≪肉量系≫の種有牛が中心で質・量ともに資質の高い和牛が全国第7番目の生産量を持っています。
② 飼料
「飼料」ですが、宮城県は米どころの恵まれた条件が整っているので、潤沢な稲わらを与えています。
さらに飼料米の生産も多く、お米を炊いてご飯にした飼料もあり自給率の向上も計っております。
③ 環境
「環境」の要因は、子牛が生まれて約3年間の長い時間と手間ひまを惜しまず和牛の健康管理に努め、いかにリラックス出来るかを常に整備しています。
生産者のメンバーは家畜としての生産ではなく、食品業の意識も高く、常に清潔な環境作りに注意を払っています。
牛肉の部位と特徴
牛肉には部位によって色々な呼び名と特徴があります。
好みを知って、牛肉をもっと美味しく食べてみよう!
(部位にカーソルを合わせると詳細をご覧いただけます)
ネック
脂肪が少なく赤みの多い肉でかため。肉の味は濃厚でエキス分も豊富、角切りし煮込み料理に適します。また、ひき肉やこま切れにして利用されます。
かたロース
脂肪が適度にあって、風味のよい部位です。しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉に。やや筋が多いのでステーキにするときはていねいに筋切りを。
かた
脂肪が少なくややかための赤身肉。旨味成分が豊富で、味は濃厚。エキス分やゼラチン質が多く、煮込み料理、スープをとるのに適します。
リブロース
脂肪が多く霜降りになりやすい部位。きめが細かく肉質もよいので、肉そのものを味わうローストビーフ、ステーキに。サシのよく入ったものはすき焼きに最適です。
ばら
赤身と脂肪が層になり、きめが粗いが霜降りになりやすい。濃厚な味わいで、シチューやカルビ焼きに適しています。
うちもも
脂肪が少ない部位です。ローストビーフ、焼肉、煮込み料理や、うす切りにして炒め物など、あらゆるメニューに利用できます。
そともも
きめがやや粗く、脂肪の少ない硬めの肉です。薄切りや、こま切れにして炒め物に適しています。
すね
筋が多く、かたい部位ですが、長時間煮るとやわらかくなります。だしをとるのに最適の部位。ポトフや煮込みに。圧力鍋なら短時間でやわらかに。
すね
筋が多く、かたい部位ですが、長時間煮るとやわらかくなります。だしをとるのに最適の部位。ポトフや煮込みに。圧力鍋なら短時間でやわらかに。
ランプ
やわらかい赤身肉で味に深みがある部位です。たたき、ステーキや、ブロックのままローストビーフに。どんな料理にも適します。
ヒレ
きめが細かく大変やわらかな部位です。脂肪が少ないのでステーキやビーフカツなどの焼き物や揚げ物に。加熱しすぎるとかたくなるので注意。
サーロイン
きめが細かくてやわらかく、肉質は最高。ステーキに最適で、1cm以上の厚切りにして焼くと肉汁が逃げません。ローストビーフ、しゃぶしゃぶにも。
牛肉の部位と特徴
牛肉には部位によって色々な呼び名と特徴があります。
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